/ 更新: 2020/2/8

グロリオサの球根には毒がある?致死量は?食べてしまったときの対処法は?

危険


鹿児島県でグロリオサの球根を食べたことにより食中毒で、 80歳の男性が亡くなりました。 ツルユリ、ユリグルマ、キツネユリなどの別名があります。 グロリオサの球根による食中毒はこれで3件目です。 過去のグロリオサ中毒事故 過去に2回同様の事故が起きています。 一回目は2003年、二回目は2006年です。 事故ではなく、自殺目的で使用した事例もあります。

グロリオサの球根は山芋と似ている?見分け方は?

高知市のHPの画像を印象します。 [caption id=“attachment_682” align=“alignnone” width=“328”] グロリオサの球根は山芋の比較[/caption] (引用元:https://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/36/syokuhin-guro.html) 上記ベージによると見かけ方は以下です。 ヤマイモは表面がゴツゴツして,ひげ根があり,表皮は剥がれにくい。 グロリオサは表面が滑らかで,ひげ根がなく,表皮は剥がれやすい。 表皮の色は,グロリオサの方が茶色が濃いが,表皮の下は乳白色である。 山芋じゃないことはわかるし、今回なくなった男性は、 自宅で栽培していたとのことなので、山芋ではないけど、似ているから食べてみたのかもしれないと推測しました。

グロリオサの成分は何?致死量はどの程度?

グロリオサ毒の成分はコルチヒンです。 多量に摂取すると接種後、数時間以内に発熱、嘔吐、下痢、背部疼痛、口腔・咽頭灼熱感、さらに臓器の機能不全となり死亡することがあるという程の強い症状がでます。 致死量は0.86mg/kgということなので、体重60kgの場合、51.6mgです。 コルヒチンのアセトアミド基がホルムアミド基に置き換わったグロリオシンも含まれています。 調理方法によって、コルチヒンの残留量が違いますが、例えば揚げ物の場合10グラム程度、汁物の場合一口で致死量に達することがあります。 [adsense]

コルチヒンは解毒できる?

解毒剤はありません。 解毒剤がないので、対応のしようがありません。 気づいたら、できるだけ早く吐き出すくらいしかできません。

他にコルチヒンが含まれる植物はあるの?

イヌサフランにもコルチヒンが含まれています。 グロリオサはイヌサフラン科の植物なのです。

コルヒチンは痛風に効く?

痛風の発作の初期に効果があるので、患者に処方されることがります。 通常1錠に0.5mgのコルヒチンが含まれています。 100粒くらい飲むと致死量です。